仙台七夕祭り 全国から復興を願う短冊

仙台の夏の風物詩になっている「仙台七夕祭り」が8月6日から8日、仙台市で開催された。豪華絢爛な笹飾りは一般市民が毎年新たに作成することでも有名で、今年の見物客は2百万人にのぼった。

中でも注目を集めたのが、仙台空港に飾られた約4千枚の円状の短冊だ。子どもたちが自身の夢を描いたもので、被災地のみならず、関東や九州、また国外からも集められた。

短冊をつくるワークショップを各地で開催したのが、アーティストのミヤザキケンスケさん。短冊は東京や九州、またシンガポールやケニアからも集められた。「短冊を描いているときは、みなが被災地に思いを寄せる。より多くの方に参加頂くことで、震災を風化させない効果もあるのでは」とミヤザキさんは語る。

また、宮城県南三陸町では8月25日から「南三陸福幸きりこ祭」を開催する。地域を支えてきた商店や企業の物語を神棚飾りである「きりこ」で表現・展示することで、地域の記憶や文脈を後世に伝えたいという。アートや文化を復興に役立てようとする動きが今、各地で進んでいる。

→アートの力〜芸術・文化は復興を後押しするか〜【上】
→アートの力〜芸術・文化は復興を後押しするか〜【中】
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