アミタ、バイオガス施設「南三陸BIO」の一般視察受付を開始

アミタホールディングス(株)の事業会社であるアミタ(株)(以下、アミタ)が運営するバイオガス施設「南三陸BIO」は、2017年4月20日から一般の方の視察受付を開始しています。視察プログラムの企画・実施・募集は一般社団法人南三陸研修センター(以下、南三陸研修センター)で、主催は一般社団法人南三陸町観光協会です。

「南三陸BIO」は2015年10月に開設したバイオガス施設です。開設以来、南三陸の町民の方やアミタの取引先、自治体、関係者の視察などを受け入れており、開設1年で1,000人を超える受入実績があります。さらに現在、学生や環境団体など多くの方から視察や研修のご相談をいただいており、2017年4月20日以降、新たに南三陸研修センターを通じた一般の視察受け入れを開始しています。環境・震災復興・地域コミュニティなどの体験学習の場としておすすめです。

◇視察者ごとの対応窓口一覧
●南三陸町民および町内団体など TEL:0226-47-4055
●アミタとの事業連携を検討する企業・自治体関係者
TEL:0120-936-083(フリーコール) FAX:0800-919-1343(フリーコール) 見学お問い合わせフォーム
●上記以外の一般の視察希望者 詳細・お申し込み

◇「南三陸BIO」見学者の声
●天然資源に乏しい現状に応じて、ごみをエネルギーに転換することは素晴らしいと思う。(外国人留学生)
●ごみが循環して、発電エネルギーや肥料になることを学んだ。家族にも教えたい。(町内の小学生)
●ごみの資源化は、住民の理解と協力があるからこそ成り立つ事を知り、住民との連携が大切だと学んだ。(企業)
●資源化への取り組みを通して、自分の町を誇りに思うことに重要性を感じました。(企業) など

◇一般社団法人南三陸研修センター(南三陸ラーニングセンター)について
2012年6月に設立され、南三陸町のフィールドを活用し、未来を創る人を育むため、大学生や企業研修を行っている団体です。 
詳細:http://ms-lc.org/about

◇一般社団法人南三陸町観光協会について
南三陸町で同町とその周辺地域の特性を活かし、観光客の誘致促進、観光地および観光物産の紹介宣伝、観光施設の整備促進、観光関係者の資質の向上を図り、地域の生活文化の向上および産業経済の発展に寄与することを目的とした事業を行っている団体です。
詳細:http://www.m-kankou.jp/

◇「南三陸BIO」について
南三陸町内で排出される生ごみ・し尿処理汚泥などをメタン発酵技術で、電気や熱エネルギー、液体肥料として100%資源化しています。液体肥料は地域の田畑に散布されています。また、大規模災害が発生した際のエネルギー供給源(電気・熱)としても利用でき、災害に強いまちづくりの中核を担っています。
町内200カ所以上のゴミステーションから定期的に生ごみを回収しているほか、下水汚泥の受け入れを行っています。2016年6月には新たに一般廃棄物処理業の許可を取得し、同町内のホテルや飲食店などの事業者から生ごみの受け入れを開始しています。2016年の液肥生産量は2,182tです。