第30号。ここまで続けることができたのも、支援・応援・協力くださった多くの方々のお陰と御礼申し上げたい。そして我々を感動させ奮起させ続けてくださった現場の皆さんの努力と汗に、改めて敬意を表さずにはいられない。
創刊当時は、多忙な皆さんの情報発信をお手伝いするのが目的だった。それから3県の共通課題解決を意識し、良い事例を紹介することでノウハウの共有や協働が進むことを願った。21号からは各地域が注力する町づくりに関し、東北以外の地域からも先進事例を探すようになった。
今号の特集で取り上げた宮城県の女子高生、三品さんが制作した「ラブ♡セン」という動画を観た。8分半の間、じわじわとこみ上げる感情があり、観終わった時、我慢できずに涙が溢れ出した。震災時には中学生だった彼らが今、自らで考えたプロジェクトを次々に生み出している。彼らの笑顔が、これまでと、今と、これからの東北を象徴しているように感じた。
創刊当時、本紙の大特集が高校生で埋め尽くされるなど想像できなかった。東北には確実に新しい風が吹いている。その風はきっと、未来の日本を変えていく。我々も、あるべき姿、役割を模索しながら、前へ進もうと思う。(編集長)
Tweet

 
		
			
		
![復興と地方創生のあいだにあるもの ~釜石市のまちづくり戦略と実践~[まちづくり釜石流]](http://www.rise-tohoku.jp/wp/wp-content/uploads/2016/08/図2 オープンシティ戦略の考え方-460x250.jpg) 
			![[寄稿] 2020年に「国際復興博覧会」開催を](http://www.rise-tohoku.jp/wp/wp-content/uploads/2016/03/ファイト新聞との交流会-460x250.jpg) 
			