【リリース】新しい被災地支援のカタチ。“石巻市で、浜暮らし体験”はじまる。

(社)ピースボート災害ボランティアセンターでは、この11月から「イマ、ココ プロジェクト。」を開始しました。震災で被害を受けた宮城県石巻市の牡鹿半島を舞台に、都会暮らしの若者たちと浜の漁師たちのニーズをマッチングする仕組みで、新たな人の流れを作りだすことを目的としています。

「イマ、ココ プロジェクト。」では、参加者が1日7時間程度のお手伝いをする代わりに、受け入れ先が食事(食材)と寝場所を提供します。つまり、金銭のやり取りを介さない物々交換。また、これまでの「支援する側=ボランティア」⇔「支援される側=被災者」という立場の違いを乗り越え、共に一次産業を盛り立てる“仲間”になろうというものです。ともすれば、お金で何でも解決しようとする風潮がある現代社会ですが、「お手伝いしてもらったし、ご飯食べていってよ!」というような「助け合い」や「お互い様」の心に触れ、石巻に第2の家族を作るこのプロジェクト。そんな取り組みを、カキやワカメ、帆立やホヤの養殖業が盛んな牡鹿半島に点在する“浜”を皮切りに実施していきます!

震災によって大きな被害を受けた浜では、漁師たちが生活再建のために日々奮闘しています。それでも、漁具や船、施設が整わない上にそれまでの浜仕事の重要な担い手だった人たちの多くが浜を離れていたり、別の仕事に就いており、一人で作業をせざるを得ないという現実…。
そんな中、このプロジェクトを通じてお手伝いをしてくれる人が来てくれることは、漁師さんにとっては大きな助けになります。
「1人では、3日間かかる作業も、2人でやれば、1日で終わる」それが漁師業。プロジェクト名である「イマ、ココ プロジェクト。」には、「今、ココをお手伝いしてほしい」ということとCooperative(協働)やCooperation(協力)など「Co=共に」という想いがこめてられています。

これからの時期、カキやワカメ収穫の最盛期を迎える浜での生活や交流を楽しみながら、漁師さんのお手伝いをするこのプロジェクト。海と山に囲まれた石巻ならではの「浜くらし」を通して、一生大切にしたい“出逢い”を求めて、「イマ、ココ プロジェクト。」に参加しませんか?

≪今、ココ 募集中!!≫
※下記以外の募集はHPをご覧ください。

活動地:宮城県石巻市福貴浦浜
募集人数:1名
募集年齢:18歳~40歳未満
募集期間:11月18日(日)16時(ピースボートセンターいしのまき集合)~11月24日(土)
休日:1日/週
作業内容:牡蠣養殖のお手伝い(殻付きのまま出荷する際の選別作業、牡蠣のむき身関連作業、牡蠣の水揚げ作業)
※水揚げは、船上せの作業となります
希望する参加者像:体力に自信のある方
作業スケジュール:7:00 作業開始→9:40~10:00 休憩→10:00~13:00 作業→13:00~14:00 休憩
→14:00~15:00 作業→15:00 終了
運転免許:可能ならば
自家用車での参加:可能
宿泊先:相部屋(福貴浦会館)
※福貴浦浜・鹿立浜の地域の方々が管理している会館
参加者の食事:参加者自身で自炊(食器・食材提供)

参加希望者は専用HP上に募集されている受け入れ先候補から行ってみたい場所を選択し、申し込みます。その後、事務局側でマッチングを行い、受け入れ先との合意が取れれば、参加決定となります。

詳しくは、「ピースボートセンターいしのまき」のHP内「イマ、ココ プロジェクト。をご覧ください。
http://pbv.or.jp/ishinomaki-psen/imacoco/
また、これまでの参加者体験談や浜の風景などをご覧になりたい方は、専用Facebookページをご覧ください。
http://www.facebook.com/ima.coco.project

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です