陸前高田に宿泊施設誕生 最大宿泊人数74名ボランティアへ開放

陸前高田に宿泊施設誕生陸前高田市で28日、廃校が決まっていた矢作小学校の校舎を活用したボランティア向けの簡易宿泊所がプレオープンし、開所式が行われた。

市の事業に東急不動産とそのグループ会社の計3社が協力し、校舎を改装して実現に至った。民宿などが被災し、市内には宿泊施設が少なかったため、ボランティアの受け入れ拠点としての利用が期待される。宿泊所にベッドはなく、寝袋を持参するか、クリーニング代を支払ってリネンを貸してもらう。8月中旬にはユニットバスを整備する。最大宿泊人数は74名。

プレ期間は10月までで、その間の宿泊は無料だ。準備期間を経て、来年5月頃にグランドオープンする。市から委託された株式会社夏油温泉が運営する。泊まるには、市のボランティアセンターを通すか、専用電話080(6018)6753へ連絡が必要。

取材・文/荒幡 幸恵

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です