赤い羽根募金「ボラサポ」を2年間延長 2015年3月まで

ボラサポの助成推移

 中央共同募金会は、2013年3月までの予定だった「災害ボランティア・NPO活動サポート募金(通称:ボラサポ)」の期限を2年間延長し、2015年3月まで支援することを、第3回のJCN現地会議で発表。「まだまだ復興は終わらない」という現場の声を受けた形だ。

 今回の延長発表に合わせて助成方法も一部変更になった。これまで支援金はプロジェクト終了後に支払われていたが、短期活動(30日以内)の上限100万円以下の助成に関しては助成決定時にまとめて支払われる。また、これまで中期活動(30日以上)の活動支援金の上限だった300万円を3年間で最大1000万円に引き上げる。NPOなどの活動団体の多くが当座の活動資金や資金繰りに課題を抱えていることが多く、それを考慮した判断だと言える。

 この一年間でボラサポは、のべ1247団体、総額約15億6000万円を助成してきた。2年間延長したことにより、さらなる助成金が必要となるため、企業をはじめとして支援を広く呼びかけていく方針だという。

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