福島大学が「復興塾」を開講県の未来担うリーダーを育成

福島大学が、震災と原発事故からの復興を担う人材を育成する「ふくしま復興塾」を5月に開講する。

これは、11年4月に同大学内で設置された「うつくしまふくしま未来支援センター」と、県ゆかりの企業経営者などが共同で開講するもの。開講に当たり、「復興応援 キリン絆プロジェクト」の一環でキリンビールから2千万円の支援金が助成された。

期間は13年5月~12月の8か月間で、約20回の講義。対象は、福島復興の志と未来を担う覚悟を持つ20~30代の男女で、定員20名程度。4月12日までにウェブのエントリーフォームから申し込む(選考あり)。初年度は学習テーマとして、「福島の食のブランド化」、「新産業の創設」、「震災を乗り越えた文化の醸成」、「子供の育成環境の構築」の4つを挙げている。

講師を務めるメンターとして、福島大行政政策学類の丹波史紀准教授、浪江町復興推進課の玉川啓主幹、国際NGO世界連邦運動協会の木戸寛孝常務理事、福島県出身で求人メディア等を手掛ける加藤博敏氏らが参加。原発警戒区域や、チェルノブイリでのフィールドワーク実習、復興現場で活躍する第一人者による講義などを予定している。

お問い合わせ:http://fukushima-fj.com/ 「ふくしま復興塾」実行委員会(TEL:024-548-8272)

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