沿岸部14ヵ所で花火3万発「ライトアップニッポン2012」8月11日開催

昨年の「LIGHT UP NIPPON」の様子

昨年の「LIGHT UP NIPPON」の様子

8月11日(土)、被災沿岸部を計3万発の花火で彩る「LIGHT UP NIPPON」が今年も開催される。

昨年8月、沿岸各地で約4万人が花火を見上げたこの催しを、覚えている人も多いのではないだろうか。今年の開催地は昨年より増え14ヵ所に。(岩手県:野田村・田老町・山田町・大槌町・釜石市・大船渡市・陸前高田市、宮城県:気仙沼市・石巻市・塩釜市、福島県:南相馬市・広野町・いわき市・会津美里町)19時から、公式テーマ曲「赤とんぼ」(坂本龍一氏によるピアノ演奏)に合わせて一斉に花火が上がる予定だ。

花火が本来持っていた「追悼」「復興」の意味を込め、東北を、日本を明るくしたいと本プロジェクトを始めたのは、1人の会社員、高田佳岳さんだ。昨年「まだ早い」「不謹慎だ」などの反対も多い中で地道な対話を重ね、各地に賛同・協力の輪が広がった。その奮闘の軌跡は映画として全国放映され、DVDの発売・レンタルも行われている。ホームページではダイジェスト映像も見られる。

今年は、募金はもちろん、イベントや、酒や浴衣などコラボレーション商品の購入を通じて全国から支援が集まる。復興に携わる人々にとっては、本イベントの宣伝手法や資金の集め方、ウェブの見せ方などにも、学べるところが多そうだ。

■LIGHT UP NIPPON実行委員会/http://lightupnippon.jp/

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